【遊戯王】制限改定の感想
2015年3月16日 遊戯王新禁止
焔征竜-ブラスター
巌征竜-レドックス
瀑征竜-タイダル
嵐征竜-テンペスト
エルシャドール・ネフィリム
新制限
クリバンデット
マスマティシャン
混沌の黒魔術師(エラッタ)
ブリューナクの影霊衣
神の写し身との接触
機殻の生贄
影霊衣の反魂術
虚無空間
新準制限
マンジュ・ゴッド
クリフォート・ツール
フォーミュラ・シンクロン
発条空母ゼンマイティ
新無制限
キラー・スネーク
甲虫装機 ホーネット
炎征竜-バーナー
風征竜-ライトニング
立炎星-トウケイ
水征竜-ストリーム
センジュ・ゴッド
地征竜-リアクタン
大天使クリスティア
エルシャドール・ミドラーシュ
真六武衆-シエン
No.11 ビッグ・アイ
モンスターゲート
王家の神殿
現世と冥界の逆転
まず、フォーミュラ・シンクロンをはじめとした現状使われていないアーキタイプをしっかり緩和している点は好感が持てます。また、影霊衣の規制に合わせてセンジュ・ゴッド、マンジュ・ゴッドを緩和し他の儀式テーマへ配慮している点も素晴らしいと思います。今後も続けてほしいです。
しかし、残念ながらこれはどうなのかと思う点が多く見受けられます。
①何故征竜は使用不可能にされなくてはいけないのか
このタイミングで征竜の規制を強化する理由はNo.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンの存在以外にありえません。
このカードが出る前も征竜はデッキとして存在していましたが、環境に食い込むほどの強さは無く、いわゆる今後の規制緩和に期待する勢力の一部でした。
しかしダークマター・ドラゴンの登場により状況は一変します。
レベル8のモンスターを2体場に出せればワンターンキル。先攻でもダークマター・ドラゴン、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン、幻獣機ドラゴサックの盤面を作ることができ、他のカード次第では更に凶悪な展開も可能なアンフェアデッキへと姿を変えました。
これにより数こそ少ないものの大規模大会にも入賞者が出るようになり、結果この理不尽さが原因で征竜は禁止されることになりました。
これは明らかに、カードをリリースする前のテストプレイが足りていない証拠です。
KONAMIはたった1枚のカードによって、1つのアーキタイプを潰してしまいました。以前からテストプレイの足りなさが感じられることは多々ありましたが、これは征竜が好きなプレイヤーに対してあまりにも酷い仕打ちだと思います。
②征竜を規制するなら共に緩和すべきカードがあるのではないか
封印の黄金櫃、竜の霊廟、竜の渓谷等はどれも征竜のパワーダウンのために規制されてきたはずです。今回征竜を完全に使用不可能にしたのならこれらは同時に解除すべきです。
③エラッタしてまで禁止カードを減らす必要はあるのか
これは完全に否定できる問題ではないのですが、効果を書き換えて違うカードにしてしまうぐらいなら同じものを新規として発売すればいいのではないかと思ってしまいます。しかし禁止カードを減らすことにも覚えやすさや初心者の抵抗感を軽減することに繋がるので難しいところだと思います。
④征竜は規制しておいて海皇は放置しておくのは何故か
海皇は征竜と同じで、海皇子 ネプトアビスという1枚のカードで急激に力をつけたテーマです。そして、征竜と同じく先攻で暴力的な展開が可能です。
征竜を規制しておいてこちらは放置するのは、おそらくネプトアビスが最近発売されたばかりで、売上を落としたくないからでしょうね。
パックが売れないと商売が成り立たないので仕方ないのかもしれませんが、やはりプレイヤーよりも売上が優先なのだな、という呆れも感じてしまいます。
また、これもテストプレイ不足を顕著に表していると思います。
長々と不満をたれることになりましたが、やはり遊戯王というカードゲームは競技向けに作られていないのだなぁとつくづく実感させられます。
特にマジックを始めてからは余計にそう思うようになりました。
ゲームのシステム自体はとても素晴らしいのに、プレイヤーサポートが疎かなせいで競技志向のプレイヤーが離れていってしまうのは残念に思われます。
もっとも子供向けの商品といわれればそれまでですので、この期待自体が検討違いでもあります。
やはりゲームとしてプレイする分にはいいですが、競技として本格的に取り組むならマジックの方がいいと改めて思いました。
焔征竜-ブラスター
巌征竜-レドックス
瀑征竜-タイダル
嵐征竜-テンペスト
エルシャドール・ネフィリム
新制限
クリバンデット
マスマティシャン
混沌の黒魔術師(エラッタ)
ブリューナクの影霊衣
神の写し身との接触
機殻の生贄
影霊衣の反魂術
虚無空間
新準制限
マンジュ・ゴッド
クリフォート・ツール
フォーミュラ・シンクロン
発条空母ゼンマイティ
新無制限
キラー・スネーク
甲虫装機 ホーネット
炎征竜-バーナー
風征竜-ライトニング
立炎星-トウケイ
水征竜-ストリーム
センジュ・ゴッド
地征竜-リアクタン
大天使クリスティア
エルシャドール・ミドラーシュ
真六武衆-シエン
No.11 ビッグ・アイ
モンスターゲート
王家の神殿
現世と冥界の逆転
まず、フォーミュラ・シンクロンをはじめとした現状使われていないアーキタイプをしっかり緩和している点は好感が持てます。また、影霊衣の規制に合わせてセンジュ・ゴッド、マンジュ・ゴッドを緩和し他の儀式テーマへ配慮している点も素晴らしいと思います。今後も続けてほしいです。
しかし、残念ながらこれはどうなのかと思う点が多く見受けられます。
①何故征竜は使用不可能にされなくてはいけないのか
このタイミングで征竜の規制を強化する理由はNo.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンの存在以外にありえません。
このカードが出る前も征竜はデッキとして存在していましたが、環境に食い込むほどの強さは無く、いわゆる今後の規制緩和に期待する勢力の一部でした。
しかしダークマター・ドラゴンの登場により状況は一変します。
レベル8のモンスターを2体場に出せればワンターンキル。先攻でもダークマター・ドラゴン、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン、幻獣機ドラゴサックの盤面を作ることができ、他のカード次第では更に凶悪な展開も可能なアンフェアデッキへと姿を変えました。
これにより数こそ少ないものの大規模大会にも入賞者が出るようになり、結果この理不尽さが原因で征竜は禁止されることになりました。
これは明らかに、カードをリリースする前のテストプレイが足りていない証拠です。
KONAMIはたった1枚のカードによって、1つのアーキタイプを潰してしまいました。以前からテストプレイの足りなさが感じられることは多々ありましたが、これは征竜が好きなプレイヤーに対してあまりにも酷い仕打ちだと思います。
②征竜を規制するなら共に緩和すべきカードがあるのではないか
封印の黄金櫃、竜の霊廟、竜の渓谷等はどれも征竜のパワーダウンのために規制されてきたはずです。今回征竜を完全に使用不可能にしたのならこれらは同時に解除すべきです。
③エラッタしてまで禁止カードを減らす必要はあるのか
これは完全に否定できる問題ではないのですが、効果を書き換えて違うカードにしてしまうぐらいなら同じものを新規として発売すればいいのではないかと思ってしまいます。しかし禁止カードを減らすことにも覚えやすさや初心者の抵抗感を軽減することに繋がるので難しいところだと思います。
④征竜は規制しておいて海皇は放置しておくのは何故か
海皇は征竜と同じで、海皇子 ネプトアビスという1枚のカードで急激に力をつけたテーマです。そして、征竜と同じく先攻で暴力的な展開が可能です。
征竜を規制しておいてこちらは放置するのは、おそらくネプトアビスが最近発売されたばかりで、売上を落としたくないからでしょうね。
パックが売れないと商売が成り立たないので仕方ないのかもしれませんが、やはりプレイヤーよりも売上が優先なのだな、という呆れも感じてしまいます。
また、これもテストプレイ不足を顕著に表していると思います。
長々と不満をたれることになりましたが、やはり遊戯王というカードゲームは競技向けに作られていないのだなぁとつくづく実感させられます。
特にマジックを始めてからは余計にそう思うようになりました。
ゲームのシステム自体はとても素晴らしいのに、プレイヤーサポートが疎かなせいで競技志向のプレイヤーが離れていってしまうのは残念に思われます。
もっとも子供向けの商品といわれればそれまでですので、この期待自体が検討違いでもあります。
やはりゲームとしてプレイする分にはいいですが、競技として本格的に取り組むならマジックの方がいいと改めて思いました。
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